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【無料】誰でも簡単!Fusion 360 × GitHub × Safariで自作3Dモデルを拡張現実(AR)表示する方法【iPhone対応】

Bell
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3Dプリントしてみて、思った感じと違うと思ったことありませんか?
3Dモデルを3Dプリントする前にAR表示することができれば、このモヤモヤを解消できると思い調べてみました!

「作った3DモデルをiPhone上でAR表示したい!」
「アプリ不要で自分のモデルを現実世界に表示したい!」

そんな方におすすめな方法です。
再現性重視の手順で紹介しますので、最後までご覧ください🙏

🔍 この記事で得られるもの

  • CADで作成した3Dモデルを iPhoneで拡張現実(AR) 表示する手順
  • Fusion360で任意のファイル形式で書き出すやりかた
  • Github Pageにデータを公開するやりかた

📋 必要なもの(準備物)

  • Fusion 360(またはUSDZ形式で出力できるCAD)
  • GitHubアカウント(無料)
  • iPhone(iOS12以上)とSafari / Google Chrome

Fusion 360でモデル作成&USDZ形式でエクスポート

お好きなモデルを作成

Fusion360で3D形状を作成

※ここでの座標系がそのままAR表示されます

商品は、こちらから購入できます

USD形式で書き出し

ファイル→エクスポートより、USDファイルを指定して出力

GitHubにてAR表示するための公開リンクを作成

GitHubでアカウント作成&ログイン

https://github.comのSign upから無料アカウント作成
※「メールアドレス」「パスワード」の設定が必要

Githubにログインする

ARファイルを入れる箱となるリポジトリを作成

New repositoryからリポジトリを作成する

  1. リポジトリ名[ar-demo(例)]を記入
  2. Publicリポジトリに設定
  3. 「Create repository」

USDファイルをアップロード

  1. 作成したページに「uploading an existing file」をクリック
  2. .usdファイルをドラッグ&ドロップ→「Commit changes」

GitHub Pagesを有効化

  1. リポジトリの Settings → Pages を開く
  2. Sourceを Deploy from a branch、Branch:main、Folder:/ (root) に設定→Save
  3. 数分後に画面上部に “Your site is live at https://ユーザー.github.io/ar-demo/” とリンクが表示

Github Pageのリンクを取得

📌 このURLに続き ファイル名.usdz を付けたURLがファイルへの直リンクになります。

SafariでARファイルを開いて表示

以下のURL例をiPhoneのSafariで開いてみましょう👇

https://kimagure3d-bell.github.io/ar-demo/test.usdz

SafaiでURLを開いた直後

右上の立方体マークをクリック

ARモードとオブジェクトモードが選択できます

ARモードでiPhoneをグルグルとしばらく動かすと、3DモデルがAR表示されます!

実物との比較したところ、大きさも良い感じに表示されました🥳

💡Tips

私がこの手順に辿り着くまでに苦労した点をTipsとしてまとめました

  • Githubのリンクを開いたところ、404エラーのはなぜか?
    →URLの末尾にファイル名「test.usdz」がついていない
    →公開までに時間がかかることがあるので5分後に試してみる
  • ブラウザはSafari以外もできるのか?
    →Google Chromeもできました!
ABOUT ME
Bell
Bell
CAEエンジニア
物理系修士卒。BtoBメーカーの機構設計開発業務を経験。
3D-CAD・CAEに出会い、コンピュータ上でのアイデアを具現化できる面白さに惹かれて、社内のCAD・CAE推進部署に異動して現職。

猫に囲まれて暮らすのが夢🐈🐈🐈
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