はじめに
技術士 機械部門を目指している皆さんこんにちは!
独学で技術士の勉強をするのは大変な挑戦ですよね。
特に教材や学習時間をどれだけ確保すればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか?
実際に私も沢山の教材を手に取り、右往左往しながら勉強を進めていました。
この記事では、機械工学専攻ではなかった私が機械設計業務に携わり3年目で技術士 機械部門 1次試験に一発合格した経験を元に合格までの道程を共有します。
具体的な勉強方法や使用した教材、時間の使い方など、実践的なノウハウをお伝えします。
この記事を読むことで独学での合格に向けた具体的なステップが明確になり、効率的に学習を進めることができるようになります。
技術士 機械部門 1次試験に一発合格することは十分に可能ですので、一緒に頑張りましょう!
技術士 機械部門 1次試験とは
技術士について
「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、
科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。
技術士 Professional Engineer とは|公益社団法人 日本技術士会
文部科学省令で定める技術部門は21部門あり、その中の機械部門の話になります。
専門科目の範囲は材料力学/機械力学・制御/熱工学/流体工学となります。
技術士第一次試験の科目|公益社団法人 日本技術士会 (engineer.or.jp)
1次試験は、基礎科目・専門科目・適正科目の3つに分かれています。
合格決定基準は各分野50%以上です。
基礎科目と専門科目の試験難易度は4年生の理系大学修了程度となっていますので、大学生が技術士を目指すのもおすすめです。
合格までの勉強時間
トータル400時間と思います。
1週間のうち平日1時間、休日3時間を半年近く実施していました。
1日空いている休日は図書館に篭り6時間ほど勉強していたことを思い出します。
教材選び
私が使用して役に立ったと感じた教材を紹介します。
問題集
過去問は、はじめさらっと眺めて問題のイメージを把握します。最後の追い込みは問題集を周回してました。
基礎・適正科目の教材
基礎と適正はこちらの使用しました。あまり難易度は高くなかったと思います。
専門科目の教材
大変お世話になった本です。何周もしました。
熱工学分野が苦手だったので、基礎を学ぶのに使用しました。
勉強方法
まずは問題集を見ましょう。これは必須です。
基礎科目は幅広い内容が出題されます。特異な分野に絞って対策しました。私の場合、生物の問題は解かないと決めて学習しませんでした。
適正科目は暗記なので、数をこなせば合格点にたどり着けると思います。一番難易度低かったです。
専門科目は理解していないと、合格点に届かないです。過去問を解いてみて、よくわからなかったら解説を見て終わりではなく、なぜその解説で良いのかを自分の知識で腹落ちすることで定着したと感じました。
技術士の対策本だけでは足りないことも多かったので、その分野の専門書を図書館で5冊ほどまとめて借りて読み漁り、知識を一気に増やしていました。
また、公式を覚えるのが苦手なので、導出過程を大きめの付箋に記載して部屋の壁に貼り付けていました。ふと目に留まって、記憶の定着に役立っていました。
まとめ
勉強時間の確保して目的に向かって勉強すれば、独学でも一発合格することは可能です!
機械専攻ではなかった私はこの試験を合格したことが自信となり、日々の設計業務に前向きに検討できるようになりました!
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